バリ島でジャケットが必要だとは思ってもみなかった。
日本では連日酷暑が続いたり、やれ台風の発生がとまらなかったりする7月~9月の間は、バリ島は乾季にあたり、雨も少なく毎日がピーカン晴れの最高の観光シーズンです♪
↓しかしコチラをご覧ください↓
↑キコ家のベランダから覗くプルメリアの木です。見事に葉が枯れ落ちています。↑
常夏の島・バリ島の乾季はいわゆる【冬】の季節です。
常夏のはず・バリ島のこの時期はそれなりに寒いんです。
朝晩は寒い
乾季のバリ島の朝晩はかなり冷え込むことがあります。
朝スマホで現在の気温を確認すると22度と出ています。
嘘だと思います。もっと寒く感じます。
エアコンも必要ありませんし、夜はタオルケットをかぶって寝ます。
水温が冷たすぎる
乾季のクタビーチなど、西側のビーチの海水温はかなり低いです。
水着で気持ちよさそうに海水浴してる欧米の方達を見かけますが、控え目に言っても信じられません。まるで修行です。
水着でサンセットを眺めながらビールを飲むなんてのは控えたいところです。
朝イチでサーフィンしようなどという気はまったく起こらず、ウェットスーツが必須です。
↑プール上がりのこどもたちはタオルをかぶって震えています。
乾季のウブドなど、標高が高いエリアでは広いプールよりも大きなバスタブのあるホテルを選んだほうがいいかもしれません。
山は本気で寒い
それでも南部のクタ・レギャンなどのエリアは暖かいほうです。
ウブドエリアになると、空気がいっそう冷たく感じるのでリゾートワンピースでは風通しが良すぎます。
キンタマーニやブドゥグルともなると夕方から急激に冷え込みます。息が白くなっているか確かめたくなるくらいで、ビールもおちおち飲めません。
日本の温泉が恋しくなります。
館内は冷房が効きすぎ
スーパーマーケットやショッピングモールは例外なく冷房が効きすぎています。
日本のように、季節に合わせて空調を整えるということはしないみたいです。
特に映画館は極寒です。集中して映画を観たいのについついトイレが近くなってしまうので、厚手の上着と靴下は必須です。
というわけで乾季のバリ島で上着は必須です。
今日は1日中、短パンノースリーブじゃ寒すぎてバイク乗れない。涼しいという感覚なのかしら。#バリ島 pic.twitter.com/6Vz2JYAZXu
— キコ(rinten)バリ島在住妻 (@kiko_rinten) August 4, 2019
わたしは、ついにスニーカーを買いました。
ビーチサンダルしか持っていなかったのですが、どうしても靴下が履きたいくらい寒いと感じる日に重宝しています。
わたしは、ついにニットのカーディガンを買いました。
夕方ビーチに行く時や、朝方こどもたちを学校に送ってゆく際に重宝しています。
毎年、年末セールでダウンジャケットを買うべきか真剣に悩んだりしていますが、未だ購入には至っていません。来年あたりにもしかしたら買うかもしれません。
しかし【冬】の乾季とはいえ、日中は暑いと感じる日の方が多いですし、ニットが必要と感じる日が何カ月も続くわけではありません。
バリ島の方達が『寒い、寒い!』と言って厚手のジャケットを着ているのを見て、『いや、そんな寒くはないっしょ』なんて思っていたのですが、何年か住んでいるうちにいつの間にか『寒い、寒い!』と言ってジャケットを着こむようになっていたのですね。
わたしが寒がりなのかもしれませんが、いつも汗だくの旦那も『寒い、寒い!』と言っているので乾季のバリ島は寒いという感覚であってるっぽいです。
『普通、スニーカーや上着くらい誰でも持ってくるっしょ?』
しかし、わたしは持っていなかったのです。
移住するまで、バリ島でジャケットが必要だとは思ってもみなかったのですから。
酷暑の日本から旅行で来る方にとっては、まるで避暑地のように涼しく過ごしやすいと感じるかもしれませんが、わたしのように『常夏なんだから短パンとノースリーブだけで問題ないっしょ』と思っていると、マリンスポーツや冷たい飲み物などで身体も冷えやすくなり、旅行中に体調を崩さないためにも、乾季のバリ島旅行の際にはタンスの奥の上着など掘り起こして来てくださいね💗