バリ島生活に馴染めない・・と感じた時に読んでほしい5つの心構え

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いきなりですが、旅行するのと移住するのとは全く違います。

住んでみたら旅行で見えていなかったカルチャーショックを目の当たりにすることもあります。

なぜかというと、誰でも移住前にインターネットで情報収集はしていると思いますが、物理的なこと(お金や家の事、仕事など)は調べても、バリ島での人間関係やローカルの方達の価値観まではなかなか調べたりはしないのではないでしょうか?

実際移住するとバリ島の方達との関わりは必須です。

キコ家も勢いよく移住してきたのはいいのですが、最初の1年くらいはめちゃくちゃ大変でした!!

どんな気持ち・心構えでいるかによって移住生活は変わってくると思いますので『なんだかバリ島生活に馴染めていない・・?!』と感じる方はぜひ読んでみてください♪

1.偏見や先入観をもっていませんか?

バリ島 祭事

大切な祭事の真っ最中。

バリ島の方達は、時間にルーズ・お金にルーズ・仕事をしない。。。というような先入観を持っていたりしませんか?

でもそれって実はもう何年も前のことかもしれません。

今では発展が進み、他国からの観光客も相変わらずひっきりなしですから、時代に合わせたニーズに応える世代になっていると思います。

少なくともわたしの知ってるバリ島の方達は時間もキッチリ・テキパキと大忙しでお仕事されていますよ。

 

以前『インドネシアの人って運転のマナー悪いよねーっ』とこぼしてしまった時にお友達の旦那さん(ジャワ島の方)に『インドネシアの人が悪いんじゃなくてその人が悪いんだよー』と言われてハッとし反省しました。

そう、インドネシアのすべての方の運転マナーが悪いわけではありません。【そういう人もいる】と言うことです。これってどこの国でも同じですよね。わたしもすべてのインドネシア人が、と思っていたのではもちろんありませんでしたが【インドネシアの人って】と口をついて出てしまったのは無意識に偏見があったためだと思います。恥ずかしい。。。

 

他にも、時間にきっちりしている日本人からすれば

・『あとで迎えに来るからねー』と言われても何時かわからない

・『明日修理するねー』と言われたはずなのに一向に来ない

となると『あとでっていつ?明日の何時??』と思ってしまうかもしれません。

そういうことはまぁまぁありますが、こちらから時間を確認することと、『ま、そんなもんか』と構えておいて自分の時間を好きに過ごせればいいんじゃないかなと思います。

日本の常識や価値観と比べてしまっては元も子もありません。そういうバリ島に移住して来たのです。

『あした大切なお祭りだから仕事休むねー♪』っというのも、バリ島の方達はそういう文化・宗教の中で生きています。

わたしはバリ島の方達の熱心な祭事・お祈りあってこそのバリ島だと理解しています。

2.尊敬・敬意の気持ちをもっていますか?

上にも書いたように、バリ島の方達があるからこそ魅力的なバリ島です。

偏見・先入観と似たようなところがあるのですが、バリ島の方達の価値観をより尊重するという感じでしょうか。

バリ島の方達はバリ人であるという事にとても誇りを持っているのです。

バリ人

とてもお世話になっている大家さんのお母さん。

例えば、

・バリ島の方と一緒にビジネスをしようと会社などをを起ち上げたけど、お金のことでもめた

・大家さんと家賃のことや修理代のことでもめた

など、人間関係が悪化すると容赦なく縁を切られたり家を追い出されたりしますw

ただ単にお金の事だけでなく、人間同士の争いごとは『悪いエネルギー』とする考え方があり、その『悪いエネルギー』で自分たちの土地を汚されたくないわけです。

うやうやしく敬意を払う必要は全くありませんが、ここはバリ島の方達の島であり、わたし達は移住者であるという事を心に留めておくといいかもしれません。

3.現地の方達とコミュニケーションはとれていますか?

バリ島ローカル

バリ島はインドネシアの他の島からの方達も多く住んでいるので基本言語はインドネシア語です。やっぱり現地の方との意思疎通ができると楽しい!!

英語が得意であればバリ島の主要都市ならコミュニケーションはとれるでしょう。

私の英語力といったら中学一年生程度。。インドネシア語もほぼほぼしゃべれない状態からのスタートでした。

わたし、事前にお勉強するというのが苦手なタイプなんです。

日本語しか話せなかったとしてもなんとか生活できてしまうのがバリ島でもあります。バリ島の方はこちらがインドネシア語や英語を話せなくても、何とか理解しようとしてくれるのです。

それでも日常生活に困らない程度にインドネシア語が話せるようになったのは、必要に感じたからもそうですが『せっかくバリ島に住んでいるのに現地語を身に付けないのはもったいない!』という気持ち。

今では簡単な会話もできますし、初対面のインドネシア人には必ず『移住して6年?旦那さんも日本人なのにインドネシア語上手ねー』と、言われます。旦那さんがインドネシア人・バリ人ならともかく、そのくらいインドネシア語を流ちょうに話す日本人は少ないのでしょう。

バリ島には日本語を話せる方もいれば、英語はもちろんロシア語や韓国語、中国語まで話せるガイドさん達も多くいますから、ビジネスの為とはいえ多言語の習得っぷりには感服させられます。

インドネシア語を話せるようになる事で、バリ島の方達との距離がぐっと縮まる事と思います。

4.在住者のお友達はいますか?

バリ島 友達

バリ島には移住して来た日本人や他国の方がとても多いです。

インターネットで情報を得ることもできますが、先に移住してきている方の体験を聴いたり、アドバイスを受けられるのはとてもありがたいことです。

海外にいると、当たり前に日本語を話せるお友達がいるというのは心強いです。

5.バリ島移住の目的はありますか?

バリ島

大自然が身近にあるバリ島が好き。

あなたはなぜバリ島に移住を決意されたのですか?

・ビジネスで一儲け

・バリ島の文化や語学を学びたい

・彼氏、彼女(旦那さん、奥さん)がいる

・サーフィンがしたい

・とにかくバリ島が好きでバリ島以外はアウトオブ眼中

など、何かしら理由や目的があるはずです。

例えば、こどもをインターナショナルに育てたい!だけならば、バリ島でなくても良いはずです。

バリ島に移住したらサーフィン三昧!と思っていたのに、バリ島で就職という事になれば思っていたより忙しく、サーフィンする時間が取れなくなってしまうかもしれません。

【バリ島移住】のあとに待っているのは【現実的な生活】です。

移住することだけに憧れを持っていると『こんなはずじゃなかった・・・』という気持ちを抱きやすくなってしまいます。

あなただけの【バリ島移住したから出来る経験は何か】というのを1つでも決めておくといいかもしれません。

また、一言で移住といってもどのようなライフスタイルを望んでいるかによって、完全に移住という形を取らなくても済むかもしれません。

せっかく自ら望んだ一大決心を【移住はこうあるべき】という見方をほんの少し変えるだけで、新しい移住生活が見えてくるかもしれません。

【目的がないのにいきなり移住しちゃだめだよ】と言っているのではありません。

【産後疲れ果てた嫁がバリ島に住みたいと意識が朦朧としてきたので、面白そうだからと旦那が付いてきてみた】がキコ家の移住の始まりですw

バリ島 地ビール

美味しい生ビールを飲むのも楽しみのひとつ。

が、今では夫婦共々バリ島が大好きでこの地で新たな夢や目標に向かって進んでいるからこそ移住生活が続けられているのだと思います。

最後に

わたしが特に苦労したのはインドネシア語も英語も話せなかったので、意思疎通の面です。

日本人のお友達に助けてもらう事もありましたが、助けてもらってばかりという訳にもいきませんから語学力の向上は必須でした。

英語でもいいので、積極的に現地の方とコミュニケーションを取れるようにしておけたらいいと思います。

そして、上の5つの心構えを意識することでホームシックから少しでも解放されたら幸いです♡

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