バリ島で出産!妊婦検診~出産まとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
               
                 
               

実はわたし、バリ島で2度の出産を経験しています。

長男はバリ島移住前に日本で出産し、2014年に次男・2021年に三男をバリ島で出産しました!!

↑↑家を出てから病院まで約20分、救急の分娩室に入って約20分で三男の産声を聞くという超スピード出産だったワケなんですが、無事に産むことができたので、バリ島で出産も大丈夫だよっという記事をシェアしたいと思います♪

まずは病院選びから

数年前までは日本人御用達のタケノコ診療所で妊婦検診ができ、かつ日本人助産師さんが出産時も病院で立ち会ってくれるというサービスがあったのですが、現在は助産師さんが退職されたのと同時に、妊婦検診もできなくなってしまったので、妊婦検診から出産できる病院は個々で決めることになります。

BIMCやシロアム、カシイブ、スリャウサダなどの主要の病院なら、検診~出産までできますが、インドネシア語や英語に不安のある方は日本人通訳のいる病院を選ぶと安心です。

わたしはできれば日本人通訳の方に立ち会ってもらいたいけど・・・予算の都合上、次男を出産した時にお世話になったドクターの診療所に検診に行き(クリニックなのでそこで出産はできない)、そのドクターが在籍している(常勤ではない)プリマメディカ病院で出産することにしました。

日本とは違う、シンプルすぎる妊婦検診

↑↑街スパの2階が診療所。

とにかくいつも空いていて、日本の産婦人科のように予約も必要ナシ。ただ、先生が時間通りにいるとも限らないので、運が良ければ待ち時間もナシということになります。

検診内容としては、血圧・体重測定・2Ⅾエコーのみ。日本の妊婦検診では毎回尿検査があると思いますが、この診療所ではナシ。なんなら内診(触診)も血液検査もナシ。

で、検査費用13万ルピア(約千円)に鉄分やビタミン、カルシウムのサプリ(毎回違う)がついて合計で25万ルピアくらいです。

尿検査や血液検査など希望する場合は病院で検査してっと言われます。病院での妊婦検診は通常60万ルピア~で、血液検査などする場合は100万ルピアくらいでしょうか。

わたしは3人目の妊娠ということもあり、経過も順調で、特に心配なことがなければ診療所でのシンプルな検診内容でも問題ないかなぁという感じでした。

初めての妊娠などで心配な方や、日本語通訳が必要な方は、費用はかかりますが病院で検査するの安心です。

部屋のグレードによって変わる入院費

わたしは、病院ではなくクリニックで妊婦検診をしていたので、出産する予定のプリマメディカ病院に行き、入院の予約をしました。

バリ島 出産費用

KELAS3~SUITEまでのグレードで分かれていて、わたしは受付でKELAS1かVIPをおススメされました。入院部屋の写真を見せてもらったのですが、大して違いが分からなかったので、なんとなくVIPのお部屋にしといたよっという感じです。旦那も寝られるベッドもテレビも(見なかった)ホットシャワーも(15分前から出して温めておかなければならず、結局水シャワーを浴びた)あるので、十分な部屋でした。

わたしと赤ちゃんの入院着や布オムツも借りられるので、入院のための準備は退院時の服(自分用・赤ちゃん用)、退院時のオムツ、バスタオル、洗面用具ぐらいです。産褥パッドもありますが、あまり質が良くないので夜用ナプキンはあった方がベターです。

ただ、日本でも出産経験がある身としては、入院食は「どうやったらここまで美味しくなくなるんだろうか・・・」というくらい美味しくないので、産後ダイエットと割り切るのがいいかもしれません。

日本での出産費用と比べると破格ですが、もちろん設備は整った病院です。

普通分娩なら1泊・帝王切開なら2泊が基本

上記の値段は、普通分娩なら1泊2日・帝王切開なら2泊3日の料金です。

そして、バリ島では帝王切開で出産する方がとても多い。特に帝王切開する必要がなくても、本人の希望で帝王切開で出産をすることも普通です。

“医者もその方が儲かるから”ともよく言いますね。“普通分娩を希望していたのに、ちょっとお産が長引くと帝王切開を勧められる”というのもよく聞く話です。

どちらにしても日本では考えられないくらいすぐに退院させられますが、狭い部屋にじっとしてるのが苦手なわたしには早く退院できるくらいの方がちょうど良かったです。

もちろん母子ともに健康であることが確認されてからの退院になります。また、希望すれば延泊も可能です。

まとめ

わたしもはじめてのバリ島での出産時は不安でしたが、どこの国でも妊婦はいて、出産も当たり前にされています。

そして、すべての女性には無事に出産することのできる本能が生まれつき備わっています。

なので日本での出産と比べて気になる事と言えば

・日本語が通じないのが基本だけど、日本人通訳のいる病院も選べる

・入院費は安いけど、病院から追い出されるのも早い

・普通分娩に長く付き合ってくれない

などですので、健康な妊婦・順調なお腹の赤ちゃんならバリ島での出産も大丈夫です!!

ただ、わたしの場合ですが今回三男の出産後、はじめて新生児黄疸というのを知りまして( ゚Д゚)汗

退院して一週間後に検診があるのですが、それまでに黄疸の経過観察が自宅でできていなかったんですね。なんか黄色いなーぐらい( ゚Д゚)汗

日本だと入院中から退院まで黄疸のチェックやその他もろもろのチェックもあるので心配いらないと思いますが、バリ島での短すぎる入院生活ではそれはありませんので、赤ちゃんや母体の異常に関してはご自身や家族で注意することになります。

なので、何かあれば退院後も医師や家族にすぐにでも相談できる環境つくりがベストです(^^♪

コロナ禍の今の病院の対応

2021年現在バリ島では、コロナの指定病院以外の病院に入院する場合はラピッドテストの陰性証明(アンチボディ)が必要です。

陰性証明の有効期限は2週間なので、出産予定日を予測してラピッドテストを受けておいて有効期限内に出産してください。(^^)/

 

え?

有効期限内に出産?

 

(^^)/

・・・もし陰性証明を持っていない場合は、その病院でもラピッドテストを受けられるらしいです。

そして万が一陽性になったら、コロナ指定病院以外では出産できなそうなので、コロナ指定病院に搬送されるかもしれません。(^^)/

 

え?

陣痛が来ていたり、破水してても?

 

(^^)/

・・・陰性証明が必要なのは出産する本人だけで、付き添いで宿泊する旦那さんなどはラピッドテストは必要ありません。(^^)/

 

え?

付き添い入院する旦那は必要なし?

 

(^^)/

・・・変なシステム。

コロナよ、安心してバリ島で出産したい妊婦のために、一日も早く指定感染症から除外されてください。

おまけ~スピード出産に至るまで~

で、うちの三男の場合ですが、出産当日の前夜にうーんと唸るくらいなんとなく陣痛っぽい痛みがあって起きたのですが、妊娠週数も37週とまだちょっと早めだったので「前駆陣痛かな?」と思って30分間隔くらいにくる痛みの合間にウトウトしていたら朝になり痛みも引いていたんです。

なので「やっぱり前区陣痛かー」とトイレに行くと“おしるし”らしきものが!!わたし、三人目にして初めて目にしました、“おしるし”!!

んなので、やっぱり出産予定日には早いものの

「とりあえずラピッドテスト受けとくかー。んで検診も来週予定だけど一応行っとくかー。(臨月なのに検診は2週間置き)」と、無事ラピッドテストの陰性証明をゲットし、いつものクリニックに検診へ。

先生「赤ちゃんの頭もまだ下がってないし、まだまだぜんっぜん生まれないよーアハハハー!」

と、おっしゃっているのでプールに入ってもいいか確認し、ついでにプリマメディカに行き入院の予約をして帰宅。

お昼過ぎくらいからまたしても前区陣痛らしき痛みが不規則にあったのでゴロゴロして過ごしていたのですが“先生はまだまだと言っていたけど、やっぱり近いうちに生まれそう・・・”

それでも陣痛が規則的に来ている様子はなかったのですが、夕方になり急に強めの痛みが(; ・`д・´)!!

「これは・・・確実に来る(赤子が)!!」

えー?お医者さんまだ生まれないって言ってたじゃーんという旦那に、病院行くよ!と伝え、トイレに立ったその直後から

陣痛すでに2分間隔。

大家さんに用意してもらった車の中で病院に着くまで地獄の苦しみを味わう事20分、病院に到着するなり救急の分娩室に入れられ「ドクターが来るまでいきんじゃダメです。」と言われ絶望の苦しみを味わう事15分。ドクターの顔を見て「あぁ、やっといきめる」と軽ーく踏ん張ったのち、ちゅるんと出てきたうちの三男。

長男・次男ともに6時間前後のお産で、それでも安産体質なのですが今回は自分でも信じられないくらいの超スーパーウルトラスピード安産すぎましたとさ。ピース。

 

コメントを残す

*