ラワールを食わずしてバリ島フードを語るべからず
バリ島の伝統ローカルフードと言ったらバビグリン!!
だけじゃありませんよ??!!
↓↓祭事に欠かせないお料理といえばコレ!!ラワールです♡↓↓
???
・・・ちょっとコレでは食べ物なのかすら分かりずらいですね(;^ω^)
しかし、すでにラワールの美味さの虜になっているのならこの写真を見ただけでも、お腹がウェルカムになってしまうのではないでしょうか。
バリ島では大切な祝祭日のひとつ、ガルンガン(日本で言うお盆)の際に各家庭の男性陣が総動員で作る男気と精魂のつまった、まさにソウルフードなのであります!!
みんな大好き♡なラワールのレシピを知りたいあまりに、いつもお世話になっている大家さんのラワール作りを特別にお手伝いさせてもらいました♪
みんなで作るから劇的な美味さ
①ラワールは食感が超重要!とにかく食材を刻み込む!!
『今日はお手伝いよろしくねー!!じゃ、さっそくコレお願い!!』大家さんも張り切っているようでいつもよりテンション高めw
最初に手渡されたのはコレ↑↑まずはココナッツの実をひたすらゴリゴリします。
キコ家のこどもたちもゴリゴリ!!見た目よりかな~り力が要ります。
ラワールにココナッツは欠かせません。大量にゴリゴリします。
手が痛い・・・も、コリゴリ。。。
↑↑なので大家さんのお友達・オーストラリア人のポールにバトンタッチです!!
↑↑大家さんの息子くんに、切り方をレクチャー。ラワールは食感が大事!!ちょうど良い大きさに切らなくてはなりません。
要はみじん切りですね!!
↑↑お次は熟れる前の茹でたジャックフルーツを刻みます。繊維が多いのでみじん切りが思いのほか難しい!!
次男くんも初めての大きな包丁。これがとっても重い!!
↑↑コリコリプリっとした食感を生み出す豚の皮。茹でこぼしてあるので臭みのないラワールに仕上がります。
なるほど。ラワール作りは力仕事。大きな包丁でとにかく刻み続けるのは男の仕事ってことなんですね!
②神の気合いも入る伝統的な作り方
ねぇ、ラワールってとにかく細かく刻むでしょ?フードプロセッサーとかで作ろうとは思ったりしないの??
『それはしないよー。だってこれが伝統的なやり方だからさ。神様のためでもあるからね。』
そうだよねー。ところでさ、ラワール作ってる時ってシヴァ神が降りてくるね。そんな気がする。
『えっ?!そうなの??!ちょっと分からないなぁ。』
と、大家さんの息子くんは言っていましたが、本来豚を絞めて解体するところから始まるラワール作りは、和気あいあいとしながらも男たちの溢れる熱い気(エネルギー)が、破壊と再生の神とされるシヴァ神の合いの手と重なるように感じられるひとときでした。
③味の決め手は〇〇
刻みに刻むこと2時間半。ようやくすべての食材の準備が整いました!!
↑↑家族と親戚の分まで作るので、こんなに大量です。
↑↑ココナッツフレークに豚の血を混ぜたもの。鮮やかすぎる赤!大家さんはなぜか大興奮w
↑↑刻んだ食材の他に、大家さんが用意しておいたタマネギとニンニクのチップ、スパイス等を長年の感で絶妙に配分して、何種類かのラワールを作ります。
そして、手で混ぜる。
手!両手で揉むように混ぜる。
手!揉みこむようにダイナミックに混ぜる!!
手!何度も揉み混ぜることで劇的な味わい深さになる!!
そう、味の決め手はまさに手!!
この行程において各家庭の味が決まると言っても過言ではないと思っています。
④完成!!みんなで食べるから美味しい
『さっみんなで食べよー!!』っとビンタンビールと一緒に出された今日の成果がコチラ↑↑
ワルンで食べるものよりも辛さがマイルドなので次男くんも食べられます。もちろん手づかみで!
半年に一度のガルンガンの度にみんなで作るご馳走ラワールを感謝しながらいただきます!
もちろんお味は読んで字のごとく最高。どこのワルンで食べるより勝る味!!
『また、半年後も手伝ってね~』
もちろんです!!
ちなみにこの翌日近所の方たちに『あんたラワール作ったんでしょ?がんばったね~』などと声をかけていただき、バリ島で生活できていることがありがたくとても嬉しい気持ちになりました♡
ラワールってどこで食べられる??
数あるバリ島料理のワルンのなかでもラワール専門店ってそんなに多くはないんです。
地域によってはラワール専門店が集結してることもあるのですが、キコ家の近くだと・・・
参考:【バリ島ワルン情報】レギャン宿泊の人が歩いて行ける伝統料理の名店
だったんですが・・・閉店してました(泣)
それでもわりかしどこにでもあるバビグリン屋さんにはおかずの一品としてラワールが付いてくること多しです!!
あとは、知り合いのバリニーズに聞いてみたらオススメの場所を教えてくれるかもしれません。『家に食べにおいでよ!!』なんて招待を受けるかもしれませんよ!!
ご飯を分けあって食べるのがバリ島。
みんなで食べると美味しいのです♡
10年振りのバリの目的はラワールだと言っても過言ではないのですがやはり何処に行けば食べられるのかわからずにいます^^;
3歳の子供連れなので辛いものが食べられずバビグリンも躊躇してますw
明日まではスミニャックでその後はサヌールで後4日あるんで根気よく探してみます。
こんにちは!
ラワールのワルン、探すの難しいですよね。
わたしは、スミニャックやサヌールの方はあまり詳しくないのですが、ホテルのスタッフや、レストランのスタッフ等に聞いてみたら知ってるところを教えてもらえるかもしれませんよ!
美味しいラワールが食べられるといいですね!
はじめまして、バリは8回くらい行ってるけど多分食べたことないですね!次回に期待です!ありがとう😊
こんにちは!
そうなんです、ラワールのワルンもあるにはあるのですが、やはり祭日の特別な料理という意識が強いのかもしれませんね。次回はぜひ食べてみてください!!